毎日反省 毎日成長

上手くいかないことばかり。でも今日も楽しく自分らしく。

サラリーマンであり、父であり、夫である 普通の親父が日常で得た気付きや悩みを 書き出すブログ

今を生きるということ

過去の自分が生き生きと働けていた姿を思い出したり、未来になったら今より楽しく働けることを願ったりすることがよくある。

何年も前の学生時代の失敗を後悔することすらある。

そうやって自分の意識が過去や未来に向いている。苦しい日々を送るなかで自分は今を見ていないということに初めて気付いた。今を見ないことは今から逃げるということ。もうすでに経験した過去や答え合わせの出来ない未来を考えることは利益もなければ、害もない。責任もない。そうやって自分の意識を過去や未来に逃がすことで自分を守ってきた。

その結果、今を見ない、見れない、見ようとしない。今に意識が向かない。心ここにあらずの状態で過ごしていた。それがある意味楽だったが、本当の苦悩は全く減らない。

今に意識を向けるにはどうすれば良いか、確実な方法は分からないが、まずは自分の意識が過去や未来に向いていることを自覚することだと思う。そして単純に目の前にあるもののことを考える。ただそれだけで心がここにある気がする。それだけで今の自分の行動に集中できるし、注意を払える。今を意識することは自分の関心事のことばかり考えることでもない。私の場合、今の苦しみの原因は仕事であるが、職場から離れたらその場のことを考えて仕事のことは考えないということ。家庭にいるなら家庭のことを考えるということ。

過去や未来のポジティブな自分を考えるのではなくて今の時間を大事にして今を生きることは、過剰な不安から自分を守ってくれる気がする。