毎日反省 毎日成長

上手くいかないことばかり。でも今日も楽しく自分らしく。

サラリーマンであり、父であり、夫である 普通の親父が日常で得た気付きや悩みを 書き出すブログ

謙虚であることの難しさ

少し前までは話しやすかった人が昇格して

横柄な態度をとるようになる。

機嫌の悪い日は、こちらの言い間違えの

揚げ足を取りひたすら否定をする。

私の回りにいる上司の特徴である。

自分より立場が上か下かで180度態度が

変わる。

出世をして謙虚であり続けることほど難しいことはないと感じる。

 

謙虚であるとは人の話を聞くことである。

謙虚でない人は人の話を聞かない。

聞いているように見えても、

頭の中で相手を否定しながら聞いている。

絶対に曲げない自分の意見を持ちながら

相手の話を聞いているから、

結論ありきで話を聞く。

自分は自分の結論を初めから持っているから

相手の結論と自分の結論が違うと機嫌が悪くなる。

明らかに相手の結論が正しい場合は

自分の結論が間違っていることになり

また機嫌が悪くなる。

 

自分の方が立場が上=知識も経験も上

と誤解してしまうと、相手の意見に

耳を傾けることはない。

相手の意見は常に自分の意見より劣るという

先入観が強すぎる。

立場が上であると、機密情報や社外情報を

手に入れる機会が増える。

持っている情報の機密性が高いことと

自分の意見の正しさを勘違いしている。

機密性の高い情報を持っていることは

確かであるが、

生の現場の情報は持っていない。

生の現場の情報は部下から上司へと

上げられる。

上司が頭ごなしに否定をする

または耳を傾けてくれないと

部下は上司にとって耳障りの良い情報

しか上げない。

生の情報を加工して上げるようになる。

その上司はある意味部下の操り人形に

なってしまう。

裸の王様と呼ばれる上司が世の中に多くいる

一因だと思う。

 

そうならないように

謙虚に人の話に耳を傾けないといけない。

人の話を聞く時は、自分の結論・先入観を捨てないといけない。

先入観を持つから、相手の意見を

否定したくなる。

まずはフラットな立場で聞く。

とても難しいことだが

それだけで回りは真実の情報を

上げてくれる。