自分に責任を植え付けていないと活躍できない
今日はある大きな会議に出た。
ある製品のコストを決める会議。
コストの全体責任者は私ではなく、私はコスト低減の一部の担当者。
コストの内訳が複数あり、同列の責任者は複数人いる。
各責任者からコストの現状を報告したが
到底目標コストに入らずに、前モデルより
コストアップすら可能性がある。
全体責任者が無理な目標コストを立てて、各担当者は困難なノルマを課せられないように自分を守ってばかり。
守りに入っているのは自分も含めてだが、比較的大きなコストダウンをわたしのチームから提案済みなので、少し気楽に参加していた。
重苦しい会議が2時間も続いたが、
振り返ると私は何一つ有意義な発言ができなかった。
他人の発言を繰り返しているに過ぎない無能な参加者であった。
根本的にそのコストを何とかしようという責任感がないためだと思う。
誰だって自分が責められると思うと必死に考え必死に発言する。
その責任感がないと、大したことことは思い付かない。
そんな責任感がないなら、その会議に参加するだけ無駄だった。
責任感が違うだけで同じ会社に属して、同じ収益から給料をもらっている。
そんな単純なことすら忘れていたことを反省した1日であった。
日頃、単純なミスを繰り返す部下も結局のところ私と同じように自分に責任を植え付けていないだけなんだろうと実感した。