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サラリーマンであり、父であり、夫である 普通の親父が日常で得た気付きや悩みを 書き出すブログ

緊張と客観

緊張している時は自分のことしか考えない。
ミスしたらどうしようとか、忘れたらどうしようとか、あくまで自分がどうなるだろうと自分のことばかり考え込む。
緊張せずに人前で最大のパフォーマンスをとるために、緊張とはどのような状態なのかを考察してみた。



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緊張の反対の状態

緊張とは反対で、人前で最高のパフォーマンスが発揮できる状態を考えてみた。
辞書で緊張の反対語を調べると物事が対象ならば緩慢や、人が対象ならば集中などが出てくる。

緊張せずにこうありたいと思う姿は緩慢とは違う。
緊張感なくだらだらとすることを目指している訳ではない。

一方で集中も緊張の反対だとは思えない。
むしろ、集中し過ぎて緊張しているのが実際である。
すなわち自分への過剰な集中こそ緊張だと感じる。

緊張の反対の状態は「客観」

緊張せずに目指している姿は「客観」。
自分に没入しすぎず、回りと自分の両方に注意が払える状態。
最近の経験で緊張を解く方法として有効だと感じていることは、回りに注意を払うこと。
そうすることで、自分への過剰な集中を避けてくれる。
他人の発言を注意深く聞いてみる、緊張してソワソワしている人の言動を注視する、外の車の音や風の音に耳を傾ける。
自分の外へ意識を向ける方法はいくつかある。

自分の外へ意識が向かうと、自分への過剰な集中が収まる。
自分への過剰な集中が収まると、手の震えや心拍数の上昇などの緊張から来る身体的症状も収まる。
自分の外へ意識が向かう状態を表すのは「客観」が最適な表現である。

客観な状態になると

自分の回りへ意識が向いている状態で自分が動き出すと、あたかも自分も回りの一部であるかのように錯覚することがある。
話している自分に対して、あのポイントを忘れるなとか、ここは具体例を添えたらどうだとか、時間はまだあるとかアドバイスすらできる感覚が生まれる。
この状態だと最高のパフォーマンスが発揮できる。
客観の中に回りと自分を認識できる状態こそ、緊張とは真逆の状態。

緊張とは何なのか

一般的に客観の反対語は主観である。
そう考えると、緊張とは過剰な主観なのかもしれない。
自分のことだけを考えて、どんどん不安になる。
冷静に考えると大したことがなくても、他と比べることなく一人で絶望的に考えたり恐れたりする。
緊張とは、自分が主観的に考えて生まれた自分勝手な恐怖心である。