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サラリーマンであり、父であり、夫である 普通の親父が日常で得た気付きや悩みを 書き出すブログ

メンタル不調

 会社の若手の女性社員がメンタル不調で一ヶ月の療養に入ってしまった。
違うグループとは言え、色々と感じるものがある。

 メンタル不調の原因は上司との関係。
今年に入って女性の上司になり、女性ならではの厳しい言い方が堪えたそうです。
私自身もその女性上司とはやり取りすることはある。インパクトの強い人ではあるが療養に入るほどのダメージは感じない。
相性の問題も大きいと思う。

 療養する若手社員は、数週間前から会社を休みがちになり職場の中でも少なからずフォローが入っていた。
具体的には、その上司が直接に若手社員に指示することがないように間に係長をつけたこと、若手社員の同期がご飯を食べに誘い話を聞いてあげられる環境を作ったりと言う風に。

 そんなこんなで数週間が経ち本人がもう大丈夫だと同期に打ち明けたために回りが安心した矢先、やはり会社に行けないと産業医に相談して一ヶ月の療養が決まった。

 本来の業務負荷がそれほどないことから若手社員のメンタルが弱すぎるとの意見もあるが、業務負荷とは関係なくメンタルになるパターンも少なからずあると考えている。

 今回の場合一つまずかったのは、メンタル不調が少し発生した後にその上司が若手社員に日常会話を積極的に仕掛けたこと。
朝の挨拶等だが、かえって逆効果だったと今さら感じている。
その上司が気を使って話しかけているため回りも止めにくかった。
可能な限り上司と距離を取りたいのに、朝一番から接点が生まれてストレスだったのかもしれない。

 私の会社では、様々なパターンでメンタル不調になる人が少なからずいる。
メンタル不調な人が長期療養に入るぐらいなら職場を変えてあげればいいのに思うのだが一切ならない。
長期療養から帰ってきても全く同じ環境で働くことが多い。
その理由は定かではないが、駄々をこねれば異動できるという風潮にしたくないからではと考えている。

 私個人としては、程度の問題はあるがメンタル不調な人は環境を変えてあげるべきだと思う。
結果的に人気のない職場が発生する恐れはあるが、それこそ職場の問題を顕在化させる良いきっかけだと思う。
社員を甘やかす職場が人気になるが、一方で売り上げ等のアウトプットも評価する。
極端な話、アウトプットが出ていればどれだけ甘やかす職場でも問題はない。

 そうやって、ワークライフバランスの取れた職場が作り上げられるはず。
むやみやたらに厳しい職場も何のアウトプットも出ない職場も排除されるべきだと思う。