毎日反省 毎日成長

上手くいかないことばかり。でも今日も楽しく自分らしく。

サラリーマンであり、父であり、夫である 普通の親父が日常で得た気付きや悩みを 書き出すブログ

やる気がでない原因

新しい職場に配属されて4ヵ月経った。

以前としてやる気がでない、仕事に面白味を感じない。やる気が出ない原因を自分なりに考えてみた。

 

①職場に仲間がいない

 これが最大の原因だと思う。一緒に働く人を仲間だと感じない。だから人のために働きたいと思えない。仲間だと感じないのは、一緒に苦楽を共にしていないから、仕事でしか繋がっていないから、共に過ごした時間が短いからだと感じている。今の職場は関係部署も含めて限られた職場内で人事異動があり、私のような全く別の職場から来る人はいない。ましてや課長クラスで来る人は皆無である。その中で私もどうやっても溶け込めない状態にある。

 

②技術、製品に興味がない

 自分は学生時代から専門としてきた技術、製品を担当してきた。その技術から離れて、別の技術、製品を担当している。ただし、今の仕事は管理業務であり技術的な深掘りも無いだけでなく、職場自体もリピート業務が多く技術的な深掘りを必要としていない。よく分からない専門用語ばかり言われて知的好奇心が萎えてしまった感じがする。

 

③あと半年で異動

私の異動は社内でも異例であり、ある期間が過ぎると元の職場に戻る。今の職場にいるのはあと数ヶ月なので、どうしても苦労して専門知識を得ようという気持ちが起こらない。

 

これまでは自分で仕組みを作ったり、新たな技術を開発したりしてきた。それを繰り返すことで人的ネットワークを作ってきた。そのネットワークを使って、また新たな仕組みを作るという好循環を回してきた。今は完全な悪循環。言われた仕事をこなす、面白味を感じずに深掘りできない、自分らしさを発揮できないというように。

 

総じて言うと、今の職場に馴染めない。人間関係でも技術的にも馴染めない。どんなに溶け込もうとしても、よそにいる感じがする。疎外感をどうしても感じてしまう。

それは客観的に考えてリスクなのか?

新しい職場に慣れたと思ったら、また異動になり新しい仕事に就くことになった。しかもプロジェクトリーダーだけが所属する部署。そのプロジェクト素人の私が何故かリーダーをすることになった。まだプロジェクトは始まっていないので、勉強中。

 

会社や上司から期待されているのかもしれないが、さすがに精神的につらい。ただ幸いなのは昨年ほど頭の回転が遅くなるようには感じていない。昨年より年上の人や役職が同格以上の人に囲まれているため、良くも悪くも新人感覚でいられる。

 

ただ、プロジェクトに関わる以上、積極的な発言が求められる。昨年感じた自信喪失から人前で発言することが苦手になった。馬鹿な発言だと思われたらどうしようという気持ちが強くなってしまった。数年前の自分が嘘のように大人しくなってしまった。面白くない人間になったと自分自身でも感じる。

 

要はびびってる。回りから無能だと思われることから逃げている。先日、ネットサーフィンをしているときに、びびってる自分に自問自答したい言葉を見つけた。

「それは客観的に考えてリスクなのか?」

その場で馬鹿な発言をすることで具体的な損害はあるのか?極端に言うと、死ぬのか?

むしろ、自分らしく振る舞えないことの方がリスクではないか?ストレスを溜めて心身に悪影響が出たり、その発言からの学びを捨ててしまってはいないか?

 

「それは客観的に考えてリスクなのか?」

びびってる自分に問いかけ続けたいと思う。

やる気が出ない。

 これまでの自分は何に対してもポジションに取り組んできた。新しいことにチャレンジすることにワクワクしてきた。失敗によるダメージよりもチャレンジできる興奮が上回っていた。

 そんなポジティブな自分は約1年前までである。今はネガティブでチャレンジが怖い。約1年前に大きな異動があった。それまではずっと同じ製品を担当してきた。新規製品開発から量産対応まで一連の製品ライフスパンを経験してきた。今は全く新しい製品を担当している。製品理解が乏しいことから始まる負の連鎖を約1年経験し、やる気を失ってしまった。

 どうすればやる気が出るかは分からないが、やる気を失った原因はいくつか思い当たる節がある。何か特定の一つの原因ではなく、小さな積み重ねでやる気を失ったと感じている。

 今まではやる気のない人を理解することはできなかった。今は身に染みて分かる。一つをきっかけに負の連鎖が始まれば、人は簡単にやる気を失う。

善人と悪人の二面性

善人と悪人の二面性がある人が回りにいる。

日頃人前では善人的な発言をしているが、実情では回りの人をメンタル不調に追い込んでいる悪人的な人がいる。

自分の善人的な発言が自分自身を善人に仕立てるために、悪人である実情を受け入れられない。


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「メンタル不調な方がいれば業務負荷を下げたり悩みを聞きましょう」と善人的な発言を言っている傍から、相手を全否定する発言をしメンタル不調に追い込む悪人と化す。

善人的な発言をすればするほど自分自身が悪人であることに気付かなくなる。

そういった人をいくら諭しても効果がない。

自分の二面性に気付いていないから、善人的な自分が悪人的な自分を隠してしまう。

 

二面性がある人には、切り替わるポイントが存在する。

私の回りにいる人は、その人より立場が上の人が同席する場合に悪人になる。

悪人と化すと、自分を良く見せようと回りを徹底的に攻撃する。

立場が上の人が去ると善人に戻る。

自分が善人から悪人、悪人から善人に切り替わっていることに気付いていないから。

無意識に二面性が切り替わっている。

 

自分の回りに二面性のある人がいれば、切り替わるポイントを探すべきである。

切り替わるポイントを把握して、自分を安全地帯に留める準備をしなくてはいけないから。

 

 

 

 

自分に責任を植え付けていないと活躍できない

今日はある大きな会議に出た。

ある製品のコストを決める会議。

コストの全体責任者は私ではなく、私はコスト低減の一部の担当者。

コストの内訳が複数あり、同列の責任者は複数人いる。

各責任者からコストの現状を報告したが

到底目標コストに入らずに、前モデルより

コストアップすら可能性がある。

全体責任者が無理な目標コストを立てて、各担当者は困難なノルマを課せられないように自分を守ってばかり。

守りに入っているのは自分も含めてだが、比較的大きなコストダウンをわたしのチームから提案済みなので、少し気楽に参加していた。

 

重苦しい会議が2時間も続いたが、

振り返ると私は何一つ有意義な発言ができなかった。

他人の発言を繰り返しているに過ぎない無能な参加者であった。

 

根本的にそのコストを何とかしようという責任感がないためだと思う。

誰だって自分が責められると思うと必死に考え必死に発言する。

その責任感がないと、大したことことは思い付かない。

そんな責任感がないなら、その会議に参加するだけ無駄だった。

責任感が違うだけで同じ会社に属して、同じ収益から給料をもらっている。

そんな単純なことすら忘れていたことを反省した1日であった。

 

日頃、単純なミスを繰り返す部下も結局のところ私と同じように自分に責任を植え付けていないだけなんだろうと実感した。

判断できないか上司と付き合う方法

上司が判断してくれないのは何故なのか?
上司が置かれた環境から考察してみた。

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上司がプレーヤーとして担当していた経験

あなたの上司がプレーヤーとして担当していたのは何年前ですか?どんなプロジェクトを担当していましたか?
私の上司が担当していたプロジェクトは製品化に至りませんでした。
製品化への日程をすべて経験することなく決裁者になった人です。
ですので、製品化が近づくと何をどう判断すればいいのか分かりません。
もし上司が製品化に至ったプロジェクトを担当していたとしても、何世代も前の製品を担当していたことが多いのではないでしょうか?
決済者の知識や経験が十分でなく最新にもなっていないのに、最新の製品の決済ができるでしょうか?

結果ではなくプロセスを重視

製品化にはどうしても時間がかかります。
製品にも寄りますが10年かかるものもあります。
短いものでも1,2年は要します。
一方で、人事評価は年に2回、夏と冬のボーナスに合わせておこなわれることが一般的です。
製品化できたのか?その製品は売れたのか?が判明する前に人事評価を行うことになります。
売上など明確なアウトプットがない以上、プロセスを重視して人事評価をせざるを得ません。

プロセスとアウトプットの関係が分かっていれば、アウトプット重視の人事評価は何の問題もありません。
でも、世の中にプロセスとアウトプットの関係が分かっている会社はあるでしょうか?
そんな会社があれば、増収増益が永遠に続くことになります。
実際には、そんな会社は存在しません。
すなわち、アウトプットとは無関係にプロセスを評価していることになります。

仕事を一周回さずに上司となる

先ほど記載の通り、製品化には何年もの時間を要します。
製品化を前に人事評価をするということは、製品化の可否判断の前に出世できるということになります。
製品化の可否判断を受けたことがない人が製品化の可否判断をする側になるということです。
人事評価のポイントであったプロセスですら、半周しかしていない不十分な状態です。

以上の上司の置かれた状況を加味すると
現場のプレーヤーと上司の意見が合わないことは仕方がないことだと考えるべきです。
上司は、アウトプットではなくてプロセスだけで評価されてきました。
評価されたプロセスは、アウトプットとは無関係でしかも半周しかしていないからです。
上司の経験不足を責めても、損するのは自分です。


経験不足な上司と上手く付き合うには

経験不足な上司とうまく付き合うには、上司の経験不足を知ることです。
上司が過去に経験した製品は?製品化されたのか?どこまで経験したのか?を知ることです。
上司の経験不足を知ることで、上司は何が分からずに判断できないかが分かります。
上司をうまく使いこなすことができれば、自分の仕事は飛躍的にスピードアップできます。

経験不足のために決裁判断ができない上司を責めても仕方がありません。
責めるべきは経験不足の人を上司にした会社です。
その会社を変えるには結果しかありません。
上司を上手く使って結果を残すしかないのです。

上司は何が足りなくて判断不能に陥ってるのかを上司の経験不足から読み取って上司を動かしましょう。

oyaji.hatenadiary.com

緊張と不眠 根底は同じ

ある時期を境に不眠と緊張に苦慮するようになった。

少し前までは不眠も緊張も私には無関係な言葉だった。

ある時突然、寝付きが悪くなった。

ほぼ同じ時期に人前で話すと緊張するようになった。



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不眠と緊張が出始めた時期

不眠と緊張が出始めた時期から会社で複数の人を代表するリーダーとしての業務が増えてきた。

それまでもリーダーとしての業務がなかった訳ではないが、どちらかと言うと組織上のリーダーが別にいて実質的なリーダーを自分が担う状況であった。

実質的なリーダーを差し置いてチームを引っ張ることが多かった。

実質的なリーダーもその方がチームのパフォーマンスもいいし、その上の上司もそう望んでいた。

その後、自分が名実ともにリーダーになった時期から不眠と緊張に悩み始めた。


不眠と緊張が出始めた理由

名実ともに自分がリーダーになった時期に様々な集まりの代表を任されるようになった。

今までに深く付き合っていない人の代表にもなったということ。

また、その時期から次の昇格話が出始めた。

査定が上がったり、役員面談が組まれたりと社内で一般的に行われる昇格の事前準備が始まった。

今までの自分なら代表の役割は果たせる。

昇格も過剰に求めてもいない。

自分の中ではそう考えていた。


今から考えると、実際には回りからどう見られるかを過剰に意識するようになったと思う。

今までは実質的なリーダーでしかないことに不満を持っていた。

名実ともにリーダーになって、さらに上のポジションも見えてきた。

今までの不満が希望に変わりつつあることで「失敗できない、他人から良い評価をもらおう」という気持ちに変わった。


不眠と緊張の症状

布団に入ってから上手くやる方法を考え込んでしまう。

こうすればいい、明日出社したら試してみようとか考え始める。

他にもアイデアを出そうとする。

頭がどんどん冴えてくるのが自分でも分かる。

その結果、朝まで眠れないことが何度もあった。


同時期に人前で話すことが苦手になった。

参加者が数十人になるだけでうまく話せないようになった。

自分の話す順番になる直前でいきなり緊張に襲われる。

当然、緊張が始まるので対応ができない。

カンペを見ないと不安になり、カンペを噛みながら話すことで一杯一杯だった。

それまで不眠に悩んだこともなかったし、人前で話すプレゼンテーションは、むしろ得意だと自負していた。

だからこそ、自分なりにとても悩んだ。


不眠と緊張の克服方法

まだまだ不安ではあるが、不眠も緊張も改善しつつある。

不眠に関しては半年以上発生したことはない。

緊張は試行錯誤しながら自分なりの克服方法を作りつつある。

不眠も緊張もほぼ同じ時期に発生したことから同じ理由だと考えている。

理由が同じなので克服方法も同じである。

自分への過剰な期待や集中を自分の外へ向けること。

不眠であれば、回りや外の音に意識を向ける。

風の音、車の音、自分の外には色んなことが起こっている。

それに意識を向ける。

緊張であれば、回りの人の言動に意識を向ける。

その場にいる人の発言や挙動に意識を向けて、こちらから話したりする。

自分への過剰な集中を外に向ければ、自然と不眠も緊張も改善してきた。


今回、不眠と緊張のお陰で結果的に自分をコントロールする術を学びつつあると実感している。