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上手くいかないことばかり。でも今日も楽しく自分らしく。

サラリーマンであり、父であり、夫である 普通の親父が日常で得た気付きや悩みを 書き出すブログ

ホワイトボードに書く勇気

何も決まらない、又は決まったのに何も残らない会議が乱立している。
働き方改革の名の下に会議時間短縮が求められている。
会議の時間を減らすことを目的にするのではなく、結論を出すことを目的にすれば結果的に会議時間は減る。
今までに会った結論から遠ざける言動をまとめた。

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結論から遠ざける言動

分からないから何も話さない

その場を理解できていないから何も話せないから話さない。
ただし、相づちを打つなど理解しているっぽい行動はとる。
若手であれば問題ないが、決裁者だと大変たちが悪い。

他人の発言を総括した発言を言う

言い換えることで自分の意見にしようとする。
たちが悪い人は他人の発言をパクっているという事実を忘れて自分のオリジナルな発言だと自己解釈する。
回りからしたら、ただの時間の無駄。

大上段に立った発言をする

議論がある程度進んだり、収束しつつある時にそもそもの目的を突然聞いてくる。
その場にいる少し立場の高い人が自分の存在感を出すためだけに発言することが多い。
今さらそれ聞く?と場の全員が突っ込みたくなる。

教育モードに入る

このパターンも立場の高い人がとるケースが多い。
前提条件や途中計算を理解できていないことを周りに悟られないように、若手に質問をする。
自分は分かっているが、お前は分かっているのか?という論調で発言する。
大概の場合、突然不自然に教育モードに入るため、周りにはその魂胆がバレバレである。

ファシリテイターが不在

仕切り役がいない。全員が好き放題に話してまとまらない。
ファシリテイターはとても難しい。
一番簡単な方法はホワイトボードに書くこと。
ペンを握れば必然的に流れを理解しないといけない。
誰の話が議論を進めて、逆にだれのはなしが議論を停滞させているのか分かる。
冷静に議論に入ることができるので、良からぬ方向に議論が行っても修正することができる。
ファシリテイターは口撃を受けることは多いが、勇気を出してペンを握ることが結論を近づける。
ペンを握らずに口撃だけする人はただのチキンに過ぎない。

負けパターンからは逃げる

負けパターンが分かるようになってきた。
自分の負けパターンは、厳かな会で司会をするような時。
第一声から自分で空気を自分で作る必要があり、発言の抜け漏れやフランクな表現の禁止など考慮しなければいけない点が複数あると緊張して失敗する。
司会進行ではなくて、会の途中で話すだけなら大して緊張しない。緊張したとしても失敗には至らない。

負けパターンを克服する方法を自分なりにトライしてきた。
一方で負けパターンが分かっていれば、それから逃げることも可能である。
役割分担等で得意な仕事を引き受けることで、自分の負けパターンから逃げればいい。

まずは自分の負けパターンを認識する。
全てに優秀な人はいない。
全てを克服する必要もない。
人間に得手不得手があるのは当たり前。

だったら思い切り逃げよう。
そのために自分の負けパターンをしっかり分析して、負けパターンの本質をを知る。
何が自分は苦手なのかを知れば、逃げることが可能になる。
負けパターンから逃げることが勝ちパターンになるということ。

議論することが目的になっていないか

販売戦略、新工場立地計画、職場で様々な議論がなされている。
ただ、その議論が実際に形になることはほとんどない。
議論することが目的になっていて、売上を上げること等本来目指すべきことが目的になっていないから。

議論は楽しい。
想像を膨らませて、好き放題言うだけだから。
何故楽しいかというと、責任がないから。
責任なく好き勝手議論できるから。
そして、議論が収束し始めてから次のアクションを考えて責任にびびり始める。
役員上程や予算取りをする責任から逃げようとする。
現状では判断できない、他の議論を優先すべきなど言い訳を言って結論から逃げる。

大企業になればなるほど、議論に時間を割こうとする。
問題や関係者が複雑で、行動に移る前に戦略を立てないと上手くいかないから。
戦略を立てることは必要。
ただし、戦略の良し悪しと議論の長さは無関係。
あたかも良い戦略には長い議論が必要だと錯覚してしまう。
思い付きは悪い戦略しか生まないと先入観がある。
本当だろうか。
逆に長い議論は必ず良い戦略を生み出してきただろうか。
長い議論をしている内にライバルは次の一手を講じていないだろうか。
長い議論をすることで責任から逃れているだけである。
長く議論することで議論の前提条件が変わることを待っているに過ぎない。

議論を始める前に、最終的な期日とアクションを決めておく。
誰がそのアクションをとるかも。
そうすることで議論に責任が発生する。
期日を伸ばさずにアクションを取るかどうかを回りは見ている。
一度、責任者が意味もなくアクションを伸ばすと、以降そのチームは責任を取らない人の集まりになる。

議論をする前に責任を植え付ける。
自分にも他人にも責任を課さないと議論は本来の目的を見失う。

昼飯はいつも違う人と

会社で上手く振る舞うためには、社内の情報を常に最新にしておく必要がある。
必要な情報を手に入れるために、禁煙室などを利用していた時代もあったが
いまどき禁煙室すらない会社もある。
業務中にダラダラとしゃべって情報を得るのも在社時間が増えるだけで時間がもったいない。

そこで私のお勧めは会社の食堂。ご飯を食べながらだと、話しにくい内容も話題にしやすい。
時間も無駄にならないので業務の効率も下がらない。

ポイントは

①できるだけ毎日違う人とご飯を食べる

 グループになって同じ人と食堂内の同じ場所でご飯を食べている人は多いと思う。
 思い切って、色々なグループに飛び込んでみると手に入る情報も多様になる。
 席が隣の人といっしょにご飯を食べるなんて、本当にもったいない。
 日頃話をしない人の横に座ってみたら、案外簡単に話ができます。

②若手、上司など立場の違う人と食べる

 自分が若手だったら上司と食べてみる。
 往々にして上司は一緒に食べる人がいなくて一人で食べてみる。
 いつも寂しく一人で食べている分、フランクに話をしてくれたりします。
 上司との距離を近づけるいい機会になる。
 
 自分が中堅以上ならば若手のグループの横に座ってみる。
 怖い先輩だと思われてメリットはない。
 若手の感覚を知るきっかけになる。若手の情報網も無視できないくらい広いことも。

③キープレーヤーが時間と場所を把握しておく

 ①と②を気にしながら過ごしていると、この人はいつもここにいるとか食堂内のルールが少しわかる。
 その中で職場のキープレーヤーとなる人の食事の時間と場所を把握しておく。
 定期的にその人とご飯を食べることで職場の状況がかなり把握できる。
 そこから得た情報を使って翌日別の人に聞いてみる。
 そうやって職場の人間関係が一気に理解できます。

何故、いつも上司は無能なのか

上司と言うものはいつの時代もどんな職場でも無能で、部下の仕事を邪魔する。
かつて上司に文句を言っていた人が上司になると無能になる。
上司は何故いつも無能なのか、自分が経験した無能な理由をまとめてみた。


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①ゴマスリだけで出世した人だから
 成果をあげることなく、上を見て生きてきた人。責任が発生する場では一言も話せない。世渡り上手で敵が少ないため、成果は出にくいがトラブルも起こりにくい。上層部の考えを異常に気にするから、全く自分の意見がない。

②プレイヤーとリーダーの違いが分からないから。リーダーになりきれずに、自分でやってしまう人。責任感が強く、人に任せることができない。うまく回っている時は成果がでるが、ちょっとしたトラブルで崩壊しやすい。

③今の地位が能力を越えているから。
 一つ下の地位がその人の能力の限界。能力以上の仕事を求められている。怒りより同情を感じる。部下の数、業務範囲、関係者の数がその人の能力を越えている。そのことをご自身で理解されていることも多い。

④責任を取りたくないから
 部下を持つ立場になると、会社から様々な責任を求められる。その責任に耐えきれずに、部下に押し付ける。これ以上の出世を望んでいない人がなりやすい。過剰な責任を押し付ける上層部がいると、このタイプの上司が異常繁殖する。

⑤適齢期の人がその人しかいないから
 発足間もない部署でよく発生する。入社数年目の若手とおっさんしかいないと、必然的におっさんが課長になる。

結局、人の痛みは分からない

私の周りにはこんな人がいます。
ストレスで長期療養していた人が、別の人にストレスをかけて長期療養に追い込む。
男性社会では接しやすい人が、女性に対してセクハラ発言を繰り返す。
会社では親しみやすい人がプライベートなことをズバズバと指摘してくる。
部下の前と上司の前で180度発言を変える人がいる。



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無意識、意識的は別として人は誰かを攻撃して生きている。
万人の痛みが分かる人なんかいないと感じる。
自分自身もまた他人をいつの間にか攻撃していると認識しなければいけない。



人を攻撃する(してしまう)理由は



①ストレスを発散するため

もっとも遭遇する確率が高いパターン。
自分自身のストレスを発散させるため相手を攻撃してスカッとする。
 

②相手を教育するため

一番タチが悪く、自分が最も犯しやすい パターン。
相手が間違ったことを言った場合に、訂正しようと熱が入る。
過剰に燃え上がった教育熱が相手を攻撃する。
当たり前だがそんな教育では人は成長しない。


③自分を優位に立たせるため

人は誰もが悩んだり自分への自信を失ったりすることがある。
そんな時に自分より弱い立場の人間を見つけて攻撃することで
自分の優位を再確認する。

大半の場合、上記の3つの理由が入り乱れて人は人を攻撃する。
全ての理由に対して言えることは、攻撃する側の都合であり攻撃される側の都合は少ない。
本当にどうしようもない相手ならば、人は攻撃せずに無視すればいいだけ。
攻撃する人は攻撃する理由を一方的に持っている。


だから、諭そうとしても何も解決しない。
攻撃する理由が真に何なのかを理解しているならば、そもそも攻撃してこないから。


真に受けずに「はいはい、あなたの方が偉いですよ」と認めれ上げればいい。
相手にするだけエネルギーの無駄である。

緊張するかしないか

緊張するかしないかを決めているのは、相手の評価を気にしているかいないか。


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どう思われても気にしない人の前では一切緊張しないから。逆に言うと、緊張するのは評価を気にしている人の前にいるから。

他人の評価を気にするのは止めようとよく見聞きするが、私にはなかなか難しい。口では上司を馬鹿にできても、最終的な査定や人事権は上司が握っている。その上司の評価を気にせずに傍若無人に振る舞うほどのメンタルは持ち合わせていない。現実的に緊張している自分がいるということは、相手の評価を気にしているということを受け入れなければいけない。

まずは相手の評価を気にしていることを受け入れる。その上で止めるべきは過剰に良く評価されようとすること。ありのまま勝負してダメならダメでいいと考えること。
自然体で勝負して負けるなら本望だと考えることができれば、自然と緊張もほぐれる。